アメリカの経済産業における世界一とはなにか?
アメリカは2015年現在で、世界最大の経済大国です。現時点でアメリカの世界一の経済的な分野はいくつもあります。
アメリカのGDPは、17兆4100億ドル(2014年)に登ります。世界第2位は中国で10兆3800億ドル、3位は日本4兆6100億ドルです。
将来的に何事もなければ、経済規模は中国に抜かれるとも言われています。それにしても日本の地盤沈下も気になるところです。
そしてアメリカは国民総所得GN!も非常に高く世界一です。世界中の国の中で、最も国内市場規模が大きい国で、小売市場面積も世界一となっています。
これはアメリカが裕福で、ショッピングモールなどは非常に大規模な店舗を発展させてきたこと、そしてアメリカ人は買い物する意欲が旺盛であることが関係しています。
アメリカはあらゆる産業で世界で突出している存在なのですが、軍事産業でも目立っています。
2013年時点で、世界の軍事兵器輸出量のうち、29%はアメリカがになっていました。
ストックホルム国際平和研究所によると、世界で最も軍事費が多い国(2014年)はアメリカで6100億ドルにものぼります。
第2位が中国の2160億ドル、第3位がロシアで845億ドル、日本は458億ドルで9位ということになり、アメリカは圧倒的な軍事力を保持していることがわかります。
世界の軍事費シェアで言うとアメリカ34.3%、中国12.2%、ロシア4.8%、日本2.6%となっています。
日本は自衛隊に拠出する軍事費の割合がGDPの1%ということで、もっと減らせなどと言う政党もありますが、世界では軍事費は拡大する一方です。
アメリカの軍事費はGDPの3.5%に上っています。アメリカがいかに軍事産業で巨大な経済を支えているかというのがわかります。
2011年の東日本大震災の福島原発事故以来、原子力発電の安全性が問われている現在の日本ですが、世界中ではいまでも原子力発電所の建設が進んでいます。
世界中に原発だらけの状態ですが、世界一原発が多いのもアメリカです。アメリカには105基の原発があり、以下フランス59、日本52、ロシア31などと続きます。
原発は災害による爆発の危険、テロの標的となる危険などリスクが高い発電施設とはいっても、発電力が非常に高いので経済発展のためには必要だと言われているのが現状です。
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